京都の夏の風物詩として、毎年7月の1ヶ月間にわたって行われる祭礼です。日本三大祭の1つに数えられ、京都御所-下鴨神社-上賀茂神社に渡って通る豪華な装飾の山鉾巡行や、神幸祭・還幸祭を中心に盛大に執り行われます。
錦市場
中京区にある錦小路通の商店街の1つで、魚や京野菜などの生鮮食材だけでなく乾物・漬物・おばんざいなどの加工食品を扱う老舗店舗が並びます。京都市民から「にしき」と呼び親しまれ、京都ならではの食材がずらりと並び地元客以外にも観光客・修学旅行生で賑わいをみせる事から「がんばる商店街77選」にも選定されました。
金閣寺
正確には鹿苑寺といい、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている建造物のひとつです。通称である「金閣寺」の由来である舎利殿・金閣をはじめ、本堂にあたる方丈、茶室・夕佳亭や数々の泉など境内は美しい庭園のような雰囲気を醸し出し、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
清水寺
平安京遷都以前からの歴史を持つ寺院であり、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている建造物のひとつです。名前の由来である「音羽の瀧」から三筋に分かれて流れる清水は、学問、健康、縁結びのご利益があるといわれています。また、毎年12月には世相を表す「今年の漢字」の発表が行われる事でも知られています。
五重塔
屋根が五重になっている建造物で多数存在しますが、その中でも有名なのが東寺の五重塔。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている建造物のひとつで、弘法大師・空海に下賜真言密教の根本道場として栄えた歴史深い場所でもあります。現在では京都のシンボルとして親しまれている日本一高い木造塔です。
上賀茂神社
正式な名称を賀茂別雷神社といい、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている建造物のひとつです。下鴨神社と一緒に行い、京都三大祭といわれる「葵祭」が有名で、流鏑馬(やぶさめ)などが見どころです。また境内には立砂と呼ばれる御神体を模した円錐状の砂の山が存在します。
平等院
宇治市に位置する寺院。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている建造物のひとつで平安時代後期・11世紀の建築、仏像、絵画、庭園などを今日に伝えています。また、10円硬貨には鳳凰堂が、1万円紙幣には鳳凰堂の屋根に飾られている鳳凰がデザインされ、かつては60円切手にも文化財の梵鐘がデザインされていました。
龍安寺
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている建造物のひとつで、水を使わずに海や山を表現した「枯山水石庭」が非常に有名な寺院です。また敷地の南側には広大な鏡容池(きょうようち)があり、周囲は回遊式庭園になっています。近年では海外からの観光客も多く訪れる人気スポットです。
鴨川
京都市を流れる一級河川で、上流にはオオサンショウウオやアユなども棲息しています。また、二条大橋~五条大橋間の鴨川西岸沿いの料理店では、5月から9月の夏季に「納涼床」と呼ばれる河原に張り出した木組み床が設置され、京都の夏の風物詩となっています。写真は三条大橋から見た鴨川です。